エラディケーターベイトフィネスEBTC-74MLSインプレ!その血を受け継ぐ?ソルティーステージプロトタイプ。
お疲れ様です。
Eradicator Baitfinesse
(エラディケーター ベイトフィネス)
今更ですが、2020年10月にアブガルシアから発売されたロッドについてのインプレです。
(※チニング目線でのインプレになってます)
自分が持っているのは
EBTC-74MLS -Death Xross Ⅱ-
と呼ばれる、7ft 4inのML(ミディアムライトパワー)で「S:ソリッドティップ」の2ピースモデルです。
テーパーはファーストテーパーです。
ルアーウェイトは1g〜20gとなっています。
チニングに使えそうなアブガルシアのリールが合うコルクグリップロッドを探していてこのロッドを見つけました。
メーカーサイトには「高弾性ショートソリッド採用」との記載があり、これはチニングに良いのでは⁉︎ということで購入を決意しました。
まずは外観ですが
袋はこんな感じです。
きめ細かい起毛というか、フリースというか、そんな質感で、薄過ぎず、厚過ぎずで流石ハイエンドモデルと言った感じのソフトケースとなっています。
続いてロッド本体です。
グリップはコルクグリップです。
リールシートはスケルトンタイプ。
ワインレッドと言いますか、濃いめのレッドで塗装されていて、「ERADICATOR」の文字が刻印されています。
バットにも「ERADICATOR BAITFINESSE」とシルバーで刻印されています。
リールシートのキャップはカーボン調となってます。
グリップ周りの全体はこんな感じ。
継ぎ目のデザインはこんな感じ。
上がバットセクション側
下がベリー〜ティップセクション側です。
繋いでみるとこんな感じです。
早送りや早戻しみたいなマークが付いてますが、これは合いマークですね。
繋ぐ時にこのマークさえ合わせておけばガイドは一直線。
これめちゃくちゃ便利なんですが、付いてないロッドも多いですよね。
続いてガイドですが
写真はバットガイドとティップガイドです。
マイクロガイドが採用されていて全部で12個のガイドが付いています。
ここからは使用感についてです。
【キャスト】
チニングだと、自分の場合は3.5g〜14gを良く使いますが、キャストに関してはどのウェイトも振り切ってのフルキャストが可能です。
飛距離に関しても「10gと14gであんまり変わらない?」ということも無く、重くすれば重くした分飛距離を伸ばすパワーを持っています。
マイクロガイドを採用しているのでロッドが軽くなったり、パワーロスが少なくなったりと色々とメリットがあるんですが、
「キャストの時にガイド抜けが悪い」
という話も良く聞きます。
※マイクロガイドで抜けの悪さを感じない人は【操作感】まで少し読み飛ばしてください(笑)
自分の場合はPE0.6〜0.8号に、リーダー2.5〜3.0号をFGノット(編み込み12回、ハーフヒッチ10回)で結束していますが、ガイド抜けの悪さを感じたことは現状ありません。
ガイド抜けが悪いというのは、余程の太糸を使用しているか、結束部が干渉していることかと思いますが、自分と同じようなセッティングで干渉している場合、キャストの仕方が主な要因な気がします。
自分もベイトPEを始めた頃、普通のガイドでも結束部がガイドに干渉することがあり悩んでいたところ、Twitterのフォロワーさんから「引き手をしっかり使って」とアドバイスを頂きました。
自分は右投げですが、ダブルハンドキャストの際に、右手でリールを押し出すような投げ方をしていて、引き手を全然使っていませんでした。その為、スイングスピードが遅くなり、ロッドをしっかり曲げ切ることができず、ルアーの初速も落ちていました。それによってバックラッシュ気味になり、ラインが綺麗に出て行かず、バタつくことでガイドに結束部がカツカツと干渉していたということです。
引き手をしっかり使うことを意識してからは、キャストでのガイドへの干渉、バックラッシュ、高切れはほぼ無くなり、マイクロガイドだろうがお構いなしにフルキャストしています。
【操作感】
長くなりましたが、続いて操作感についです。
高弾性のソリッドティップ(所謂HS:ハードソリッド)が使われていますが、その先径は1.0mmで、むちゃくちゃ硬いソリッドというわけでもないです。
ボトム操作が快適なのはシンカー3.5g〜7g程度で、どちらかと言えばライト寄りな釣りが得意です。自重も75gと軽いので、人間側の感度も良くなり軽いリグが扱いやすいです。(そもそもベイトフィネスなので当然ですね。)
10gを超えてくるとフルキャストした先でのボトムバンプや、スタックを外したりがしんどくなってきます。
ハードソリッドと言われるものにも色々ありますが、自分が使ってきた中で硬い順に並べると
①22シルバーウルフAIR AGS(先径:1.4㎜)
②シルベラードプロトタイプ762ML-HS(先径:1.2㎜)
③シルベラードGSIS-742LML-HS(先径:1.1㎜)
こんな感じです。(ティップもだんだん細くなってます。)
使用感として一番近いのはスピニングロッドのシルベラードGSIS-742LML-HSだと思います。エラディケーターの方が自重が圧倒的に軽いので、軽快感はエラディケーターの方が有ります。
【ファイト】
まず自重が75gで、持った瞬間「軽っ!」となりました。同時に「これ、チヌ掛けても大丈夫?」と思いましたが、結論から言えば全く問題なしです。
「TAF製法」と呼ばれる製法が使われていて、とにかく軽い、軽いのに強い、という不思議なロッドです。
ティップはソリッドなのでバイト時に違和感が少ないのか食い込みが良く、咥えている時間も比較的長い気もします。そこからフッキングへ持ち込みますが、ベリーからバットにかけて非常にパワーが強いので、ベリーから掛けて行くことを意識すれば相手がチヌだろうがアコウ(キジハタ)だろうが、しっかりフックを貫通させてくれます。
ちなみに14gをフルキャストした先でも、しっかりフッキングできました。
良型チヌ、体高のすごいキビレも良い感じに寄ってきますし浮いてきます。
(リアグリップは弄ってますが気にしないで下さい。笑)
このくらいのマゴチなんて余裕です。
極寒の中、7gのフリーリグをフルキャストした先でボトムバンプを「スコーン!」と吸い込んだ70UPのシーバスも、少し時間は要しましたが、良い感じに寄せて浮かせられます。
以前記事にもしましたが、72cmのヒラメも一気に浮かせられます。
ヘチ釣り(ヘチニング)にも最適です。
(黄色いのは港湾部なんかで良く見る車止めです。)
ヘチニングで食ってきたタコ。
壁に張り付かれましたがエラディケーターのバットパワーで引き剝がしてやりました。
軽めのジグで乗せていくフッキングもOK。
このくらいのアコウ(キジハタ)なら全然負けません。(これ以上はまだ経験ないのでわかりませんが、40UPを前作モデルで釣っている動画は観たことあります。)
色々良い思いをさせてくれたロッドで、確かにパワーのあるロッドなんですが、小さい魚だと強すぎるのか?と言われるとそんなことも無く、魚のサイズに合わせて引きを楽しませてくれる不思議なロッドです。
このロッドを開発された「トモ清水」さん。
4月にピュアフィッシングジャパンを退社されたということで、今後のアブガルシアのロッドはどうなる!?と思いましたが、釣りの総合ニュースサイト「ルアーニュースR」で連載されているトモ清水さんの「ガッ釣りソルト」で、来年もピュアフィッシングジャパンとの契約を継続するとの記載が!とりあえず一安心です。
【ほぼエラディケーター?なソルティーステージ。】
2020年モデルのエラディケーターですが、ハイエンドモデルですし、やはりそれなりに値は張ります。今でもAmazonで約4万、楽天だと4.7万…(ちょっと前まで3.4万くらいのがあった気が…。)
高いですね。オススメのロッドなんですけど、オススメし切れません…。
ただ、気になるロッドが今年の9月にアブガルシアから出ました。
SaltyStage KR-X Prototype Baitfinesse
(ソルティーステージ プロトタイプ ベイトフィネス)
このシリーズ中にXKRC-73MLS-BFというモデルがあります。
Amazonで約25,000円、楽天でも23,000〜26,000円程度。
メーカーサイトの説明書きを読んでみると
・クロダイ特化型ベイトフィネス
・Sは高弾性ショートソリッドティップ
・バットパワーは強烈
・ライトロック、シーバス等にも最適
自重:80g
先径:1.05mm
ルアーウェイト:1.5g〜20g
TAF製法
もはやエラディケーターEBTC-74MLSでは!?
というスペックです。
流石に軽さではエラディケーターに勝てませんが、それでも十分軽い。
見た目もブラックカラーで纏められていて落ち着いた感じでカッコいいですね。
これはコスパ高過ぎるような…。
この金額でどこまで仕上がっているのか。
めちゃくちゃ使ってみたいですが、手持ちのエラディケーターと用途丸かぶりなので今はちょっと…(笑)
今回はちょっと長くなりましたが、ここまで読んで頂いてありがとうございました🙇♂️
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PEラインは巻替えないと魚も釣れない。
タイトルだけ見ると流石に極端ですが、体験談ですね。
⚠︎ラインメンテナンスを怠るとっていう話なので、「そんなのちゃんとやっとるわい!」って方はスルーしちゃってください。
ライトロックやチニングなんかのボトムを攻める釣りをしていれば、根掛かりは避けては通れないわけですが、ソルト(海)でのルアーゲームとなると、基本的にはPEラインを使用したセッティングが多いと思います。
そんなセッティングでどうしても外れない根掛かりになったとします。
そうなるとラインを引っ張って切ることがほとんどです。
その際に何号(何lb)のPEラインに、何号(何lb)のショックリーダーを結んでいるかにもよるんですが、PEラインよりも高い強度のショックリーダーを結んでいると、当たり前ですがPEラインから切れて、リーダーを丸ごと水中に残すことになります。
であれば、PEラインの強度をショックリーダーよりも上げておく方が、環境等への負担も少ない訳です。
(上手い人はボトムの釣りでも、操作性の良さやヒット後のラインブレイクを考えて細いPEに太めのリーダーとしている場合もあります。)
それを考慮した上で釣りをしていた訳ですが、
PE0.8号に、リーダー2.5号のセッティングでライトロックをしていた所、根掛かりました。
トリガー外しだったり、反対側へ移動したり色々試した上で切らざるを得ない状況に。
初場所だったこともあり何度かそう言った状況になってしまったのですが、毎回のようにPEから切れてしまいます。(結束部やそのかなり手前です。)
これに関しては猛省です。。。
PEは 「号数」×「20」=lb(ポンド)と言われています。
0.8号なので、×「20」=16lb(7.257kg)となります。と言いつつ、今回使っているPEはMAX張力で6.0kgになっています。平均張力はもう少し下がるでしょうね。
それに対して、リーダーは「号数」×「4」=lbと言われていて、今回は2.5号なので×「4」
=10lb(4.536kg)なわけです。
数字だけ見るとPEの方が強そうですよね。
実際このセッティングで自分のFGノットであれば、ほぼほぼフックやルアーの結束部から切れてくれます。
・・・
「PEラインが傷んでなければ」です。
今回使用したリールとラインですが、去年の秋頃から今年の春前くらいまでは使っていて、使用後は水洗いをして置いていました。
久しぶりに使いたくなったので、この釣行の数日前(これが今年の10月)に使ったんですが、その時は根掛かりも無く、魚をかけても全然大丈夫だったので、今回も使っていました。
リーダーを結ぶ際もラインが傷んでいないか確認していますが、目に見えての痛みは全く無かったので、問題ないと判断して使っていたんですが、これがダメだったみたいで、思ってる以上に劣化で強度が落ちていたようです。
PEラインは洗い流し切れなかった海水が残っていたりすると、塩分がラインの中で結晶化して、ラインを傷付けることもあるそうです。
それと、リーダーの長さにもよりますが、リーダーとの結束部から数mは多少の根ズレを起こしていたりもするようです。
ということでこの日は1匹釣って、根掛かりでリーダーを数回無くしたところで、「これはダメだ、ラインが傷んでる」と判断して、予備リールも時間もまだありましたが、反省の意味でも納竿としました。
今まではベイトPEでのキャストも下手くそで、高切れやバックラッシュでこういった事象が起きる前にラインの巻き替えをしていた気がしますが、今ではそれなりにキャスト出来るようになっているので、今後はリーダーを結ぶ際はPEラインをケチらずに端から数m切り飛ばしたり、帰ったらよーく洗ったり、早めに巻き替えたり等、ラインのメンテナンスにもしっかりと気を付けていきたいですね。
ここまでお読み頂きありがとうございました🙇♂️
記載内容に対して「これはこうじゃない?」とか「自分はこうしてるよ!」等のご意見あればコメント頂けると幸いです。
ベイトフィネス×チニング
お疲れ様です!
前打ち的な釣りで良く釣れる事がわかったので、楽しめる時期は楽しんでおこうかなと思い今回も手前に着くチヌを狙って行きます!
この釣りになると3.5g以下のシンカーしか使わないので、手返しやキャストフィールを考えるとベイトフィネスが楽ですね。
中でもアルファスAIR TWは本当に凄いリールです。ロッドは22シルバーウルフAIR AGSなので、一般的なベイトフィネスロッドに比べるとソリッドティップとは言えハードソリッドなのでそこそこ硬めですが、リールの力で3.5g以下がスパーンと飛んでいきます。
ということで、ベイトフィネスチニングです。
この日は頑張って起床して朝からです。
児島湾水系を攻めて行きます!
長潮満潮の下げ始めからスタート。
先発はリトルスパイダー3in。
完全に水没した敷石のやや沖へアップクロスにキャストします。
根掛かりに注意しつつ敷石を斜めに乗り越えさせていると
「グググ!」
と持って行きます。
ここは敷石の表面がかなり粗いので、アワセつつ、根擦れをかわしつつが基本になります。
大事な一枚目を慎重に寄せて
幸先良くキャッチです。
これは高活性か!?
と思いましたが…
続きません。
1時間半程、あれやこれや試して
ようやく「コン!」と良いバイト。
フッキングするとシルバーウルフがブチ曲がります。
凄い勢いで魚が走ります。
ん?
バシャバシャ。
エラ洗い。
65cmくらいの良いコンディションのシーバスでした(笑)
シーバスはチニングをしてると良く釣れますが、この釣りで方で釣れるとは思ってなかったので、驚きました😅
シーバスも案外岸際を泳いでるんですね。
蘇生しながらの一枚。
水中で撮るとなんか…良いですよね(語彙力)
リリースして再開すると
良い感じに
釣れてくれます。
また少し時間が空いて
「モゾッ」
と重いアタリが。
これは良いサイズ!と思いながら寄せようとすると
ん?
寄って来ない。
何かに引っ掛かった?
リールを巻きながら近付いて行くと
どうやら根掛かりした投げ釣りか何かの仕掛けに掛かったままだったようで、その状態で自分の仕掛けを食ってきたみたいです。
ランディングネットを伸ばして、ネットインさせて、根掛かりごと引っ張って回収です。
フッキングミスはさて置き…
口からラインが出ているのが見えますでしょうか。
針もやや飲み気味でした。
プライヤーでなんとか針を外すことができました。
今回はたまたま救出する側になりましたが、これは他人事ではないなと感じました。
例えワームであっても同じ事が起きる可能性は十分考えられます。
根掛かりの多い釣りをしているので、無理の無いラインセッティングをしっかり考えて、極力ラインを水中へ残さないよう心掛けたいです。
時間をかけてリリースすると、方向感覚が鈍っていただけだと思いますが、一回ターンしてピタッとこっちへ顔向けて一瞬間を置いてから帰って行きました。
釣りを再開します。
割とすぐにヒットしてくれました。
続けてもう一枚。
そこからまた1時間ほど反応が無くなりますが、粘っていると
少し間を空けて
もう一枚。
ここで昼休憩。
1時間後に干潮を迎えるので、少し長めに休憩して、上げで再スタート。
ここまでで8枚。せっかくなので10枚まで頑張ってみます。
上げに入ると下流の水門から濁りが上がってくるので、上げ始めは高活性なことが多めです。
ポイントへ再アクセスすると、良い感じに濁りが入っています。
再開してすぐにヒット。
濁りに効くと言われているグリパンチャートをついつい使ってしまいます(笑)
その後なかなか続きませんが、ようやく
「ゴン!」
と良いアタリです。
シルバーウルフがブチ曲がります。
引きも今日一です。
伸されないよう慎重にやり取りして
顔が水面に出た瞬間
デカい!
年無しか!?
と思いましたが
40UPでした。
ですが体高と顔面のデカさが年無しクラスです🤣
年無しと呼ばれる基準は長さが50cm以上ですが、体高も○○cm以上は年無しとかっていう定義があればいいのに…(笑)
一応10枚(つ抜け)取れたので引き返しながら
中型一枚追加して終了です。
今回もリトルスパイダー3inが良い仕事してくれました。
午前中はそれほど濁りも無かったので、いつもならグリパンやウォーターメロンと言ったナチュラル系のカラーが高反応なことが多いのですが、この日は意外とライムチャート系?にラメの入ったウォーターメロンフラッシュに反応が良い時間も多く、カラーについてまた考えさせられる釣行でした。
こういう事があるのでワームケースやバッグがどんどん嵩張って行くんですよねぇ(笑)
アルファスAIR TWについてもスプールのレスポンスが良いので近距離キャストのコントロールが抜群でこの釣りにはピッタリでした。
発売されて割と間もない頃に購入していたんですが、イマイチ扱い切れず眠っている時間が長かったんですが、ようやく自分なりの使い道が見えてきて良かったです^ ^
ここまでお読み頂きありがとうございました🙇♂️
マゴチな日(ヘッドシェイクには気をつけて)
お疲れ様です。
今回は一応チニングです。
休日なんですが、早起きもしんどかったのと、潮的に午後かなーという感じだったので、昼過ぎから出撃です。
長めの運転も面倒だったのでホームの玉島エリアでのんびりやって行きます。
満潮前からの下げで狙って行きます。
とりあえず5gのフリーリグに、若干濁りがあったのでクレイジーフラッパーのウォーターメロンフラッシュをセットします。
フルキャストして、牡蠣瀬をズルズル引いて行きます。
牡蠣瀬が終わって、砂泥底に変わってから数巻した所で
「グン!」
とエラディケーターのティップが引っ張られます。
同時にスイープにフッキングしていくと
チヌの様な引き…
チヌの様な…
様な…
マッチョなマゴチ。
筋肉モリモリで美味しそうですね。
この写真はフックも既に外した後で撮影した物なんですが、フックを外そうとした際にフィッシュグリップを使わずにプライヤーをフックに近付けていると
グサッ。
「痛ぇッ!」
1人でしたが思わず声が出ました😅
超高速ヘッドシェイクで、エラの近くにあるトゲに親指をブッ刺されました…orz
これです。
流血事件です(笑)
マジで危険なので皆様もお気を付けください🙇♂️
とりあえず頑張ってリリースして、傷口を押さえて、血が止まったので釣りを再開します…。
再開してすぐに何かが掛かります。
水中に漂うPEラインが引っ掛かった様です。
手繰り寄せて回収です。
リーダーも見えて、先に何やら付いてます。
誰かのクレイジーフラッパーと、よく見ると
レアメタルが!
(タングステンシンカーのことです。)
自分も似た様なロストはしてしまうので、こういうゴミもしっかりとお持ち帰りです。
シンカーは大事に使わせていただきます(笑)
ここ岡山県はチニングが全然流行らないので、釣り場でもチニングをする人にほとんど会ったことが無いんですが、こう言うのを見ると、チニングしてる人が居るんだなーと少し嬉しくなります。
関西や浜名湖はチニングが人気過ぎるのか人だらけで大変そうです💦
釣りを再開しますが、釣れる気がしないので車でひとっ走りポイントを移動します。
途中で薬局があったので消毒液と絆創膏を仕入れて、手当てしてからポイントへ向かいます(笑)
ポイントへ到着して、タックルを変えます。
ここは遠投必須ポイントなので、ロッドをシルベラードプロトタイプC792M、リールはフルレンジアベイルカスタムをセットします。
これが現状自分の中で最大飛距離を出すためのセッティングです。
14gのシンカーにアーバンクローラーをセット。
沖のブレイクを目掛けて遠投を繰り返します。
アーバンクローラーはダイワのテスターである、もりぞーさんが拘って作られたワームですが、パーツが全て順付で飛行時の空気抵抗を抑えつつ、それなりにハイアピールという、遠投必須なチニングには本当に助かるワームです。
カラーは今回キャスティークチョイスですが、どのカラーも良く釣れます。
下げ潮なんですが、流れの向きに対して真逆の風が吹き始めて流れが全然効きません。
さらにその風も自分にとっては横風で、ラインも膨らんで最悪です。
立ち位置、キャストの向き、色々考慮しながらどうにかラインメンディングしつつ釣りをして行きます。
そんな中でようやく
「ググググ」
っと引っ張られるアタリが出ます。
フッキングに持ち込んで慎重に寄せてくると
キレイなキビレでした。
引き続きアーバンクローラーで狙っていきます。
ブレイクに差し掛かったところで
「コン!」
と吸い込まれるようなアタリが。
すかさずフッキングします。
そこそこな重量感ですが、
チヌ…
ではないですね(笑)
良型のマゴチです^ ^
腹パンでした。
何を食ってるんでしょうねぇ??
一瞬持って帰ろうか迷いましたが、まだ釣りたかったのでヘッドシェイクに気を付けながらリリースです。
が
その後アタリもなくリリースを後悔しました(笑)
今回は開始早々に利き手の親指をやられ、最悪のスタートでしたが、その後ポイントを変えて、流れと逆風な横風の中で、チニングとしては貧果ではありましたが結果も出せたので良かったです。
ブレイクも遠く、潮位的な制約で釣りが可能な時間も少ないポイントなので、あまり数釣りには向いてないですが、そんな中での貴重な1枚を取ったときの達成感はなかなか良いもんです^ ^
ここまでお読み頂きありがとうございました🙇♂️
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カサゴを釣るはずが…。
お疲れ様です。
今回は仕事終わりに、ライトロックです。
先日のデイゲームで見つけた玉島のカサゴポイントへ向かいます。
この日は小潮の3日目。
上げ8分から満潮までがちょうど釣行可能時間。夕まずめも重なり個人的には激熱です。
【Tackle】
Rod:22シルバーウルフAIRAGS
Reel:アルファスAIR TW
Line:アーマードフロロF+0.6号
Leader:フロロカーボン2.5号
まずは3.5gのテキサスリグにスイングインパクト3inをセットして打っていきます。
バレットシンカーはタングステンですが、今回からコスパの良さそうな「YZD」というブランドの物を試しに使ってみます。
ちなみに、このシンカーは無塗装のギラギラシンカーですが、チニングの時ほど塗装の有無は気にしていません。むしろロックフィッシュには無塗装の方がバイトマーカー的な感じで効果的なんじゃないかとか思いながらやってます。(完全に個人の妄想ですが)
着底後からリフト&フォールしていると
「コン!」
と良いアタリが出ます。
合わせてみると
まずは良く引くかわいいアコウ(キジハタ)でした。
そのままランガンを続けて、先日は見落としていたポイントに入ってみます。
ポイントを見た感じは手前が敷石やゴロタでそこから砂地といった感じで、カサゴというよりアコウっぽいエリアです。
それでも一応狙いは良型カサゴです…タックルもチニングタックルなので…(笑)
ワームをクレイジーフラッパー2.8inに変更します。
カラーはここでも安心と信頼のブラックチェリーです。
シンカーも5gへ変更し、フルキャストして底を取ります。
リフト&テンションフォールで探っていると
「カン!」
とハッキリした金属的なバイトが出ます。
フルフッキングしてみると
「ガッ!」
とロッドが止まります。
「デカい!」
潜られない様にゴリ巻きです。
水面まで上がった魚を見てみると
「ん?」
ジャスト30cmのアコウでした(笑)
クレイジーフラッパーがすっぽり丸呑み状態です。
丸呑みを見るとルアーアングラーとしては「やってやった感」があって嬉しいですね^ ^
こんなサイズでもチニングロッドでやってるとなかなか楽しめます😁
その後、カサゴポイントへ戻り、3.5gのフリーリグで探りますが
1匹追加したところでタイムアップ。
納竿としました。
先日もかわいいアコウは釣れていたので、そのくらいのサイズは集まってるだろうとは思っていましたが、まさか30UPが釣れるとは。。。
少しだけこのポイントにも可能性を感じますが、やはりヒットしたのは手前の方。
大型を出すなら基本砂と泥底の沖でシモリが見つけられるかどうかですねぇ。
まぁそれをチニングタックルで取れるとも思わないので、ライトロックとアコウの釣りは切り離して考えた方がよさそうですね。
その分ライトロック中に釣れる30前後のアコウはちょうど良いターゲットですね^ ^
ここまでお読み頂きありがとうございました🙇♂️
秋のチヌはパワフル。
ここ最近、平日の仕事終わりはカサゴおじさんになってますが、休日はチニングです!
今回も隣町、児島湾水系へお邪魔します。
潮汐を見ながら昼前から開始です。
下げから潮止まりを挟んで、上げ始めくらいまでの予定です。
【Tackle】
Rod:22シルバーウルフAIR AGS
Reel:アルファスSVTW800S-XH
Line:リミテーション磯PEサスペンド 0.8号
まずは下げ残りの流れがあるかなと思い、5gのテキサスリグを結びます。
ワームはクレイジーフラッパー2.8inから。
水の透明度がやや高めだったので、カラーはウォーターメロンペッパーレッドにしてみます。
底を取って、リフトからのフォールで流していきますが、特に反応は得られませんでした。
続いてゴロタの混じるエリアを5gのフリーリグで探っていきます。
ワームカラーはとりあえずそのままです。
なかなか反応を得られません。
波動かなーとか思いつつ、微波動系のハリーシュリンプ3in、カラーはグリパンオレンジにしてみます。
これでも反応得られません。
んー、わからん。
パッと見はクリアウォーターに見えるけど、実は違って、ワーム見つけれてなかったり!?
なんて訳のわからない事まで考え始めます。
ということで思い切って手持ちで一番波動も出せて、カラーも派手目なクレイジーフラッパーのウォーターメロンフラッシュに変えてみます。
すると早々に
「グググ!」
!?
完全に油断してワンテンポ遅れましたが、フッキングすると
シルバーウルフが本日ようやくブチ曲がります。
めちゃくちゃヘッドシェイクしています。
中型以下のチヌ特有の引きですね。
姿が見えた所でネットを取り出そうかなと思った瞬間
「スン…」
………orz。
待望の一枚目を逃します。
フックを見ると針先が曲がっています。
恐らくですが、フッキングが遅れた為に、歯にでも掛かったんでしょうね。
それにしてもカラーについては未だに謎が多いもんです。
続けて探って行きますが、ウォーターメロンフラッシュが正解と言うわけでもなかったようで、後が続きません。
とりあえずグリパンペッパーにカラーチェンジしてみます。
可愛いキビレが向こうアワセで乗っちゃいました。
これが釣れ出すとあまり良い傾向ではないですね…。
5gで探っていましたが、手前に良型は居ないと判断し、一気に沖へ狙いを変える為、10gまでシンカーを重くします。
広ーく、広ーく探っていきます。
20分ほど探っているとバイトが出始めました。
ちょうど地形的にも変化があり、ブレイクや潮にヨレのある辺りです。
バイトの出るあたりを重点的に探っていくと
「ゴン!」
と本気食いのアタリです。
すかさずフッキングすると、シルバーウルフがブチ曲がります。
暴力的な突っ込みに何度か伸されそうになりますが、必死に堪えます。
ドラグを許めつつ、慎重にファイトします。
ようやく上がって来たのは
ジャスト40程のマチヌでした。
40UP程度とは思えない引きでした。
秋チヌは本当に良く引きますね。
群れで入って来ている可能性があるので、蘇生とリリースを済ませて、同じポイントを打って行くとすぐに
「グググ!」
引っ張るようなバイトが出ます。
連発です!
これもしっかりフッキングしていきま……
ズズズ…
…ドラグが滑ります。
さっきのファイトで緩めたの忘れてました…orz
スプールを抑えながら追いアワセを入れます。
結構手応えはあったんですが、それでもやっぱり
スポっ。
完全にやらかしました。
これをやると群れが散るんだよなーと思いつつ再投入していくと
「グググ!」
マジか!?
これまた良く引く40弱です。
ラッキーでした。
その後も丁寧に探ってみますが、回収で食ってきたのをまたフッキングしそこねてバラします。。。このポイントを後にしようとした所で、最後に「角度変えて入れてみるかー」と戻りながらアタリのあったポイントを打つと
「グン!」
よっしゃ!
再度シルバーウルフがブチ曲がります!
同時に、
ズズズズズ…
今度はラインが擦れる感触が…。
急いで巻取りながら立ち位置を変えて根をかわしていきます。
根はかわせましたが無理に引っ張らないようガンガン引く魚を相手に慎重にやり取りし…
なんとか追加です。
引きの強さとサイズ感が合わないんですが…。
場所を移動しながら、沖にブレイクのあるポイントを打ってみると、フルキャストした先で引ったくりバイトが。
アワセてファイトに持ち込みましたが、
プツン。
ラインブレイクです…orz。
今日はバラ神降臨してます。
気を取り直してワームをアーバンクローラーにして探りますが
今日はこれで終了です。
キビレは手のひらサイズしかいないのか…。
子キビレもカウントして良くて、バラしさえ無ければ、つ抜けてたなぁ。
ちょいと残念。(笑)
今日は曇り気味だったので、体感的には少し肌寒い感じでしたが、水温はまだ20℃程度あったので、チヌ・キビレの活性はまだまだ高そうです。
もりぞーさんも水温15℃までは巻きで食ってくるって仰られてましたし、もう少しの間はこのパワフルな秋チヌも楽しめそうですね^ ^
ここまでお読み頂きありがとうございました🙇♂️
チニングで10枚以上釣った(つ抜けた)時の話
数を数えるとき、一つ、二つ…と数え、十を超えると「つ」で数えられなくなる事から、10匹以上釣る事を「つ抜け」と言われています。
腕の問題だったり、フィールドポテンシャルだったり、色々な要素はありますが、もりぞーさんや、多くのアングラーさんによって、数が釣れる釣りであることが証明されているチニング。
そんなチニングを本気でされている多くの人達の一つの目標が「つ抜け」であり、自分もそれを目標にしてやってきました。
とりあえず今回は岡山県でもチヌ(クロダイ)の魚影が比較的濃い児島湾へ遊びに来ました。
チニングを始めて約2年半。
地元倉敷でチニングを始め、始めたころは坊主は当たり前、まともに釣れ始めるまでに半年以上。
ハイシーズンの良い日に当たってもMAX8枚止まり。
そんな中、ようやく自分なりに得意な釣り方を見つけて、
朝から時間はかかりましたが
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
初!つ抜け!達成です!
からの…
11
12
13
14
15
16
勢い余って16枚!
ここに来るまで本当に長かったです。
ちなみに見ての通りAll Blackです。
チニング と言えばメインとなるのはキビレという地域も多いような気もしますが、ここ岡山ではどちらも同程度に釣れます。
ただし、今回は完全にチヌに特化した釣り方をした為に、こうなりました。
私が勝手に師匠と呼んでいる超凄腕マルチアングラーな方がいますが、その師匠がブログで紹介されていた
「前打チニング 」
ライトテキサスやライトなフリーリグを敷石周りに前打ち釣りのごとくそっと打ち込んでいく釣り方ですが、気配を消してそっと岸際に近づき、着水音を抑えながらフォールから数アクションでアタリを取っていく…本来はそんな釣り方なんですが、
「気配を消してそっと岸際に近づき、着水音を抑えながら…」
ここに非常に気を遣うわけです。
これを一日やってたら集中力が持ちません。
ということで、知識として知ってはいたのですが
「数釣る釣り方」
ではないなと勝手に判断し、あまり挑戦してこなかったんです。
ところが、先日この「前打チニング 」を習得する、とあるきっかけがありまして。
いつものように敷石で組まれた護岸のある河口で釣りをしていたところ、前打ち師さんが現れまして、ひたすら沖を狙う自分の数十m隣で前打ち師さんがボッコボコに釣っていくわけです。そうです、チヌハラ(チヌハラスメント)にあったのです。
そこで自分にもスイッチが入り、「やってやろうじゃねーか」ってなったんですが、見えチヌに気を取られ、そいつを狙おうとするんですが、やはり逃げられてしまいます。
前打ちと何が違うのか、前打ち師さんを眺めていると、
「あ、距離感か」
前打ち師さんは5,6mの竿で必然的に魚との距離が取れるわけですが、自分が使っているのは7ft6in(約2.3m)の竿なので、多少キャストしないと距離が取れません。
しかもキャストして着底後に軽くアクションして~なんてやってたら確実に根掛かります。
じゃあどうする?と考えたときに思いついたのが、
軽量リグで可能な限り飛距離を出して尚且つ敷石沿いに落とし、そこから敷石の斜面を根掛からないように引いてくる…でした。
これによって
チヌとの距離も取れる=警戒させにくい
巻いてくることで着水点から離れたチヌを狙える=極端に着水に気を遣わなくていい。
が自分の中で成り立ち、実際に面白いように釣れるようになりました。
そうなると必然的にストラクチャーに着きやすいチヌばかりという感じにもなります。
(もちろん同じエリアで沖を狙えばキビレも釣れます。)
なので「前打チニング 」というよりは「前打ち(的)」な釣りです。
今回もほとんどがこの釣りでの釣果でした。
最後の方で2枚ほど、岸壁を利用したヘチ釣りならぬ「ヘチニング」での釣果も混ざっていますが、それについてもまた別の記事で紹介したいと思います。
リグについてですが、基本的にはもりぞーさんによって広まったフリーリグです。
シンカーも、もりぞーさんおすすめのバザーズワームシンカーTGのペアーリングタイプとフリリグSSです。ポイントによって引っ掛かり具合が異なるので、自分は両方持って行きます。3.5gが軽すぎず重すぎずで個人的には一番使いやすく、慣れれば根掛かり頻度も普通のチニングと変わらなくなりました。
初夏ごろから目に見えて敷石を意識しているチヌですが、明らかにエサを探しているタイミングがあり、そんな敷石まわりにはカニやフナムシも多いわけで…ワームも有名所を色々試しましたが、例えばクレイジーフラッパー2.8inの様なやや大きめのものよりは、圧倒的にリトルスパイダー3inのような小ぶりなシルエットの物の方がバイトが多いように感じました。
今回もリトルスパイダーが無双状態で、地合いが重なれば狂ったようにバイトが出ていました。
何年か前までチニングのワームと言えば1〜2in程度のマッチザベイト的物が多かったですし、メディアも「チヌはカニなんかの甲殻類を〜」なんて言いながら宣伝していたと思いますが、今ではもりぞーさんによって広まったフリーリグ×3in前後のワームによるマッチザバイトを引き出す釣りが圧倒的釣果を出しています。
ただ、この釣りに関しては言えば小ぶりなワームへの反応が良いことからマッチザベイトの要素も強い気がします。もちろん大きめのワームでも釣れますけどね。
引ったくるアタリも多いので掛けるまではそこまで難しくないのですが、難しかったのが、掛けた後のファイトで、無理に浮かそうとすると根擦れで切られます。綺麗に敷き詰められた敷石であればそこまででも無いと思いますが、凹凸が激しいとまぁまぁやられます。
ベイトであればクラッチを切って沖へ逃すのも手です。
割と中、近距離戦なのでスピニングで少々ドラグを緩めていてもフッキングは決まるのと、ドラグのおかげなのか良い感じに根を交わしながら逃げていくことも多く、手返しは少し悪いですが、ファイトに関しては意外とスピニングとの相性も良い気もしました。
そんな感じで、正統派チニンガーさんからは鼻で笑われそうな釣り方ですが、どちらかと言えばチヌ(クロダイ)の方が好きで、地形を感じながら探るのも好きな自分にとっては非常に楽しい釣りですね。
【Tackle】
Rod:22シルバーウルフAIR AGS
Reel:スティーズCT-XH(レイズスタジオスプール)
※ロッドは先調子の張りのあるものがオススメです。
やわらかい竿だとちょっとした引っ掛かりもかわすのがしんどくなってきます。。。
ここまでお読み頂きありがとうございました🙇♂️
※シンカーストッパーは必須です。ウキ止めゴムですが物は一緒ですし安いです。